穏やかな川の流れ

こんにちは、皆さん。

仕事をしていると『これって、もしかしてパワハラ?』って思うことありますよね。

会社のためを思って進言したにも関わらず、まともに取り合ってくれないどころか、かえって理不尽な制裁を受けた時など特にそう感じるものです。

そんな時に多くの人が『私が悪かったのかもしれない!』と自分を責めたり、『課長や係長の方が正しいのかもしれない!』と上司の正当性を自分に納得させようとしたりします。

または反対に社長に直訴したり、公的機関に通報したり、裁判を起こしたりと徹底的に闘う行動に出る人もいます。

これって実はどちらもとても非効率的な行動なんです。

なぜならば、エネルギーを無駄に消費してしまうからです。

このエネルギーの無駄な消費がストレスとなって人生に重くのしかかって来ます。

ストレスが積み重なると心も体も疲れ果ててしまい、日常生活そのものがとても辛く感じるようになります。

中には自ら命を絶ってしまう人もいます。

でも、心配しないでください。

実は、パワハラによるストレスをうまく管理していく方法があるんです。

このブログでは、パワハラによるストレスの原因を一緒に理解し、その対処法や効果的なストレス管理方法について皆さんにお伝えしていきます。

カウンセリングがどのようにストレス管理をサポートしてくれるかも詳しくお話しします。

皆さんがパワハラによるストレスに負けず、毎日をより楽しく過ごせるように、今日から取り入れられるアドバイスをご紹介しますね。

もしもこれから紹介する方法があなたにとって『???…』だったら、無理しないでそっとしておいてください。

なぜなら『今のあなたに、これは必要ない!』という意味だからです。

パワハラを受けた時に『自分が悪いのかも知れない!』と考えてはならない理由

仕事で『これはおかしいんじゃないか?』とか『こんなことがあってはならない!』と感じた時にあなたはどんな行動に出ますか?

多くの人が『仕方ない!』『会社はアホやな!』と同僚と上司の悪口を言い合って憂さを晴らしています。

ところが『私が知った以上は然るべきところに報告して然るべき処置をしてもらわなければならない!』『私は決してこのことを見過ごすことは出来ない!』と考える人が一定数存在します。

しかし悲しいかな、このような悲壮感を漂わせて行動しても、ほとんどの人が十分な成果を得られないどころか、むしろ返り討ちにあって左遷されたり、イジメにあったりして職場を追われてしまいます。

『あぁ、この世には神も仏もいないのか!』

このような時に絶対に『自分にも非があったのかもしれない!』と考えてはなりません。

なぜなら上司をボロカスに罵倒していたそのエネルギーが行き場をなくして自分自身に向かって来るからです。

喜怒哀楽の中で怒りのエネルギーが最も強力です。

あなたが上司を罵倒していたエネルギーは少しも減ることなく自分自身に向かってきます。

これが『自分が悪いのかも知れない!』と考えてはならない理由の一つです。

徹底抗戦の無意味さ!

ここまでお話しすると『では徹底抗戦するしかないの?』という質問を受けます。

こちらも答えは否です。

なぜならば実りのない不毛な戦いになるからです。

負け戦ははじめから戦うべきではありません。

『でもテレビではパワハラを訴えて大変な苦労をしながらも会社に非を認めさせた人がいるよ!』

それはそうですが、実はテレビに出てくるパワハラ勝者は例外中の例外なのです。

しかも勝者といえども瀕死の状態なんです。

以前日本のメディアでも大きく取り上げられたのでご存じの方もいるかと思いますが、韓国の大手航空会社の副社長のパワハラで客室乗務員が裁判を起こしたことがあります。

韓国のマスコミも完全に客室乗務員を応援していましたし、裁判所も副社長のパワハラを認めましたが、その勝ち得た内容は微々たるものでしかありませんでした。

大手航空会社の左遷人事は覆らず、航空会社が支払った損害賠償も日本円にしてたったの200万円です。当の副社長が離婚訴訟で元夫に個人的に支払った慰謝料1,300万円に比べるとその安さが分かると思います。

『テレビでパワハラに勝訴したことがニュースになる』くらいですから、いかに珍しいことかがわかります。

つまりパワハラで徹底抗戦することは9割9分負けるし、勝ったとしてもその報酬は雀の涙ほどしかないのです。

これはあまりにも勝ち得のない戦いです。

『しかしパワハラで勝った名誉があるじゃないか!』と人は反論します。

いやいや、パワハラで勝った栄誉はその人をずっと苦しめ続けるのです。

なぜならば、その時の苦しかった記憶がそのつど蘇って来るからです。

パワハラ勝者もずっと苦しむのです。

負のエネルギーを発散させるには?

『では一体どうすりゃいいの?』

パワハラを受けたと感じた時には、その負のエネルギーを発散させるのが一番です。

『私が悪かったのかもしれない!』と自分に負のエネルギーを向けるのも、『上司のせいだ!』と上司に向けるのも、エネルギーを増幅するという意味ではどちらも同じです。

解決策は全く別のところにあります。

例えば高速道路を車で走っていて目の前に大きな岩が落ちていたとします。

普通の人はハンドルを右に切るか左に切るかを考えます。

そんな時に、ジャンプして岩を避けようとするようなものです。

車がジャンプできるわけがないと考えずに、常識にとらわれない発想が必要になります。

そんな常識を逸脱した方法をいくつかご紹介しましょう。

1. 退職する

人間には選択の自由というものがあります。

これは人間が獲得してきた権利の中でも最強です。

会社を去る人をパワハラ上司は追いかけることが出来ません。

『今の仕事が気に入っているんですけど…』という人がいます。

それは違います。

パワハラ上司が現れたという現象はもしかしたら『あなたの居場所はここではないよ!』『あなたの活躍の場が別のところに準備完了しました!』とのメッセージかも知れません。

パワハラ上司はあなたの悩む姿を見て、ものすごい快感を感じています。

あなたの怯(ひる)む姿をみて心の底で喜んでいます。

『私はこの出来損ないの社員を良く指導している!』と誇りを感じているのです。

自分を卑下するのも、徹底抗戦するのも、その上司の考えを勢い付かせることにしかなりません。

退職してしまえば、その上司のエネルギーは別の人に移ります。

消えることはありません。

ただ他へ移るだけなのです。

2. 上司を無視する

上司を無視するという方法を聞いた人のほとんどがビックリしてこう言います。

『えっ!そんなこと出来るの?』

答えはYesです!

あなたには何の義務もありません。

あなたが大切な人の話に耳を傾けるのは義務感からですか?

そうではないはず。

きっとそうしたいからしているはずです。

会社の上下関係も全く一緒です。

相互の信頼関係から成り立っています。

『上司を無視してはならない!』というのは、上司が部下に刷り込んだ根拠のない固定概念なのです。

上司を無視して何が起こるか試してみてください。

きっとキツネにつままれたようなあっけない結末を目にすることでしょう。

もう一度言います。

あなたは何の義務も負ってはいません。

上司を無視することは悪いことでも、人間として恥ずかしいことでもありません。

ただ『上司を無視した!』という事実があるだけで、それに意味を与えるのは上司の勝手です。

『俺を無視しやがって!』と吠(ほ)えるかも知れません。

そんな時は『はい、無視しました!それが何か?』と平然としていたら良いのです。

あなたが『とんでもないことをしてしまった!』などと悪い意味を与えることはありません。

『無視した!』のは事実でも、それに良い悪いの意味はありません。

後付けで人が意味を与えているだけなのです。

3. 上司を手なずける

しかし無視するのが怖かったりでどうしても上司のことを無視できないこともあります。

いきなり無視しろと言われて出来ないのも当然です。

そんな時は次の策、上司を手なずけることに挑戦してみましょう。

上司を手なずけるとは、上司の意見に耳を傾け、賛同してみるということです。

上司はなぜそれをしたいのか?

その結果何を期待しているのか?

『係長の理想ってなんですか?』『課長の経営理念を教えてください!』などなど。

もしかしたらとんちんかんな答えが返って来るかも知れません。

そんな時『へぇ~そうなんですか~!』と言葉をつないでください。

これはパワハラ上司の肩を持てとか、パワハラ上司にも言い分があるということではありません。

あくまでも演技としてするのです。

するとあなたの『えっ?』と思うような反応の返ってくることがあります。

そうこれはゲームなんです。

昔、ドラゴンクエストというロールプレイイングゲーム(RPG)が大流行しました。

主人公は旅をしながら、場面場面で様々な技を使い、経験値を増やし成長していくのです。

あなたはその主人公ではなく、プレイヤーとしてそのゲームに参加するのです。

主人公とプレイヤーの違いはシナリオを自分で決められるかどうかです。

パワハラを受けるというのは、ゲームのシナリオに過ぎません。

そのシナリオに対して翻弄されるのか、それとも自分でシナリオを作っていくのかが問われています。

先ほどの上司を無視するというのもゲームの主人公が繰り出す技の一つです。

当然、技はある程度の経験を積まないと使えません。

『上司を無視する』という技を使うのか、『上司を手なずける』という技を使うのかは、プレイヤーが決められまます。

そう、あなたは仕事という大きなロールプレイングゲームの主人公ではなく、プレイヤーなのです。

ゲームですから、技の効かないこともあります。

そんな時はまた旅をして経験値を積み、再度挑戦すればよいだけ。

そのようにしてあなたは少しづつ成長して行きます。

4. 話を聞いてもらう

パワハラでストレスを抱えている時は、一人で悩まずに誰かに話を聞いてもらうことも大切です。

家族や友人、カウンセラーなど信頼できる人に気持ちを打ち明けることで、共感や励ましを受けることができ、気持ちの整理もしやすくなります。

人に話を聞いてもらうと言いうのは、人からアドバイスをもらうためではありません。

人に自分の話をしているうちに、自分で自分の心を整理していくことが出来るからなのです。

『あっ!こうしてみよう!』とフッとアイデアの湧いてくることがあります。

そのようなアイデアは自分の思考の中なら編み出されるものではありません。

まったく別のところに隠されています。

悩むというのは自分の考えが硬い殻のなかに閉じ込められて身動きできなくなっている状態です。

それにヒビを入れて凝り固まった思考から解放されるきっかけを与えてくれるのが人に相談するということです。

それに人に相談するというあなたの行動はあなたを救います。

行動によって凝り固まったエネルギーが発散されるのです。

まとめ: パワハラによるストレスを管理して生活の質の向上を!

ストレスは現代社会において避けられないものです。

とくにパワハラによるものであればなおさらダメージが大きくなります。

しかし、適切なストレス管理を行うことで、パワハラを解消させるだけでなく生活の質をも向上させることができます。

なぜなら、仕事も家庭もつながっているからです。

1. 相手を責めない!

2. 自分も責めない!

3. 第三の道を考える!

4. 人に相談する!

パワハラによるストレスを管理することは、自分自身の人生そのものを見直すことです。

その影響は、仕事以外にもあなたの人生全てに波及します。

パワハラをきっかけにポジティブなコミュニケーションができるようになると、それは仕事以外の場面にも応用できます。

そして以前よりももっと良好な人間関係を築くことができるようになります。

パワハラはあなたの人生の質を向上させるために、あえて神様が起こしたのかも知れません。

『災い転じて福となす!』という言葉は真実です。

相手をどうするかではなく、あなたが本来の自分に戻れば良いだけです。